研究課題/領域番号 |
21247021
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物物理学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
曽我部 正博 名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (10093428)
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研究分担者 |
辰巳 仁史 名古屋大学, 医学系研究科, 准教授 (20171720)
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連携研究者 |
早川 公英 名古屋大学, 工学研究科, 特任講師 (60467280)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
45,890千円 (直接経費: 35,300千円、間接経費: 10,590千円)
2011年度: 13,390千円 (直接経費: 10,300千円、間接経費: 3,090千円)
2010年度: 15,340千円 (直接経費: 11,800千円、間接経費: 3,540千円)
2009年度: 17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
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キーワード | メカノセンサー / アクチン線維 / コフィリン / ゆらぎ / 1分子観察 / 分子動力学 / 伸展刺激 / 張力 / 回転ゆらぎ / 光ピンセット / 一分子観察 / 張力依存的結合 / 近接場光 |
研究概要 |
伸展および弛緩した単一アクチン線維に、アクチン線維切断因子(ADF)コフィリンを添加したところ、コフィリンは弛緩したアクチン線維にのみ選択的に結合し、これを切断した。すなわち、アクチン線維は自身の(負の)張力に応じたコフィリン活性の調節を介して、自らの動態(崩壊)を制御する"負のメカノセンサー"として働くことが実証された。アクチン線維が弛緩すると長軸周り(モノマー間)の回転ゆらぎが増大し、コフィリンが結合しやすくなるものと推定された。
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