研究課題
基盤研究(A)
木造住宅や木橋などは腐朽等によって耐力を失い、大地震時の被害が甚大となる。しかし従来、この劣化の進行を予測する手段はほとんどなかった。本研究ではまず、腐朽試験で木材密度の減少を詳細に追い、木材中での腐朽進行の速度は繊維方向とそれに直交する方向では大きく異なることを明らかとした。また、密度低下と圧縮ならびに引っ張り強度の関係を求めた。これらの結果を総合して、木材中での腐朽進行、強度低下の過程をモデル化する方法を提案した。
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Pro Ligno
巻: 7(4) ページ: 18-25