研究課題
基盤研究(A)
受精と着床に関する基礎研究を行い、将来の応用研究の基盤構築を目指した。精子の卵丘細胞塊進入には精子の受精能獲得が重要であり、卵丘細胞塊の細胞外マトリクスと卵子透明帯は、卵子との融合までに精子のアクロソーム反応を完全に起させるためのツールであると考えられた。また、子宮と卵管の分泌液から受精能付与(促進)因子の精製を試み、その因子の添加によって精子と卵子の融合が著しく促進された。さらに、着床痕部位と非着床痕部位での着床決定の分子機構に関して調べ、着床にはERK1/2経路によるERαの活性化が重要な役割を果たしていることが示唆された。
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すべて 雑誌論文 (14件) (うち査読あり 14件) 学会発表 (25件) (うち招待講演 1件) 備考 (5件)
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