研究課題/領域番号 |
21249072
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
前原 喜彦 九州大学, 医学研究院, 教授 (80165662)
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研究分担者 |
掛地 吉弘 九州大学, 医学研究院, 准教授 (80284488)
米満 吉和 九州大学, 薬学研究院, 教授 (40315065)
江頭 健輔 九州大学, 医学研究院, 教授 (60260379)
武冨 紹信 九州大学, 大学病院, 講師 (70363364)
吉永 敬士 九州大学, 大学病院, 特任助教 (90507790)
佐伯 浩司 九州大学, 大学病院, 助教 (80325448)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
48,490千円 (直接経費: 37,300千円、間接経費: 11,190千円)
2011年度: 8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
2010年度: 8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円)
2009年度: 31,590千円 (直接経費: 24,300千円、間接経費: 7,290千円)
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キーワード | 腫瘍血管新生 / PLGAナノ粒子 / PDGFα受容体 / ラパマイシン / 虚血 / ラバマイシン |
研究概要 |
ラパマイシン封入PLGAナノ粒子を用いて、増殖活性の高い腫瘍血管内皮細胞を特異的に標的とした新たな治療系の開発を行った。PDGF-AA/PDGFRα/p70S6K系を阻害することによって強力に腫瘍血管新生を抑制し、抗腫瘍効果を得ることが可能であった。また、in vivoにおける検討では大腸癌皮下腫瘍モデル、肝転移モデルにおいて統計学的に有意な抗腫瘍効果を認めた。PLGAナノ粒子を用いて腫瘍の虚血部位に薬剤を到達させ、PDGF-AA/PDGFRα/p70S6K系を阻害する治療系は、抗血管新生療法のパラダイムシフトとなる可能性が示唆された。現在、臨床試験を行うために、ナノ粒子製剤のGMP製造化と安全性試験を計画中である。
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