研究課題/領域番号 |
21249073
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
胸部外科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
西村 隆 東京大学, 医学部・附属病院, 特任准教授 (80433655)
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研究分担者 |
許 俊鋭 東京大学, 医学部附属病院, 特任教授 (30153232)
山崎 健二 東京女子医科大学, 医学部, 教授 (30241087)
巽 英介 国立循環器病研究センター, 人工臓器部, 部長 (00216996)
小野 稔 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (40270871)
五條 理志 東京大学, 医学部附属病院, 特任准教授 (90316745)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
44,460千円 (直接経費: 34,200千円、間接経費: 10,260千円)
2011年度: 13,650千円 (直接経費: 10,500千円、間接経費: 3,150千円)
2010年度: 14,560千円 (直接経費: 11,200千円、間接経費: 3,360千円)
2009年度: 16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
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キーワード | 補助人工心臓 / bridge to recovery / 心臓リハビリテーション / 心不全 / 心筋酸素消費量 |
研究概要 |
本研究によって、自己心拍に同期してポンプ駆動状態を制御して自己心に対する負荷をコントロールできるNative Heart Load Control System(NHLCS)が開発された。本システムは自己心拍数の変化や不整脈にも追随して駆動することができることも確認され、急性動物実験にて自己心の負荷を変化させることに成功した。また、心収縮力を落として不全心を作成した実験モデルに装着しても、同様に有効であることも確認できた。最終的に、慢性動物実験にて慢性安定期の心不全モデルに対しても同様に有効であることまで確認しえた。さらに、本システム駆動中に冠動脈血流を増加させうることも発見され、新たに虚血性心不全に対する効果も期待させることとなった。また、本システムの駆動によって全身血流における動脈圧の拍動性も増加させうることも解明された。現在、これら様々な付加的効果も含めて、今後の人工心臓実機への搭載が検討されている。
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