研究課題/領域番号 |
21256001
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
環境系薬学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
早川 和一 金沢大学, 薬学系, 教授 (40115267)
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研究分担者 |
鳥羽 陽 金沢大学, 薬学系, 准教授 (50313680)
亀田 貴之 京都大学, 大学院・エネルギ-科学研究科, 准教授 (50398426)
唐 寧 金沢大学, 薬学系, 助教 (90372490)
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研究期間 (年度) |
2009-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
48,360千円 (直接経費: 37,200千円、間接経費: 11,160千円)
2013年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2012年度: 8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円)
2011年度: 8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円)
2010年度: 7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
2009年度: 17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
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キーワード | 日本海域 / 多環芳香族炭化水素 / 発生源 / 長距離輸送 / 曝露 / ニトロ多環芳香族炭化水素 / 分析法 / 有害化学物質 / 環境分析 / 大気汚染防止・浄化 / 公害防止・対策 / 衛生 / 大気汚染防止・浄化 / 輸送 / モデル |
研究概要 |
東アジアの大気質は急激変化している。本研究では,強毒性でPM2.5の主要成分であるPAH, NPAHに焦点を合わせて,これ等とその反応(代謝)物の高性能分析法を開発し,実試料分析を行った。1990年代後半から日本では自動車排ガス規制の効果により大気中PAH, NPAH濃度が大幅に減少したが,中国やロシアでは濃度が増加傾向を示す都市もあった。測定結果から,この地域におけるPAHの排出インベントリと大気化学輸送モデルを開発し,長距離輸送も再現できた。また大気輸送中のPAH, NPAH二次生成物を同定し,これらと代謝物の中に変異原性や内分泌撹乱作用など,強い生物活性を示すものがある事を明らかにした。
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