研究課題
基盤研究(B)
本研究では、中性子やα線などの粒子線に起因するソフトエラーを低コストで補償するための回路方式の検討を行い、主に冗長化フリップフロップ(FF)とエラーを検出するためのセンサーの研究を行った。BCDMR FFを65nmプロセスにて試作し、中性子線にてそのエラー耐性を評価し、通常のD-FFの100倍以上のエラー耐性を持つこと、基板電位変動センサーにより、冗長化FFの反転を引き起こすMCU(複数ビット反転)がほぼ正確に検知できることを明らかにした。
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