研究課題/領域番号 |
21300022
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計算機システム・ネットワーク
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
今瀬 真 大阪大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (30346176)
|
研究分担者 |
大崎 博之 大阪大学, 大学院・情報科学研究科, 准教授 (00294166)
小泉 佑揮 大阪大学, 大学院・情報科学研究科, 助教 (50552072)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2012年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2011年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2009年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
|
キーワード | インターネット高度化 / コミュニティ / ネットワーク / ネットワークアーキテクチャ / 通信工学 / コミユニティ |
研究概要 |
さまざまな社会活動の基礎となっているのは、人と人によって構成される「コミュニティ」である。そこで本研究課題では、社会学的なアプローチを用いることにより、人と人によって構成されるコミュニティの活動を自然な形でネットワーク上にマッピングできる、「コミュニティ指向ネットワーク」の実現を目的とする。人と人によって構成されるコミュニティに対して、柔軟かつ効率的な通信環境を提供するためのネットワークアーキテクチャの設計および基盤技術の確立を目指す。「コミュニティ指向ネットワーク」実現のための 3 種類の基盤技術(エンティティ制御技術・コミュニティ制御技術・セマンティック通信技術)のうち、エンティティ制御技術・コミュニティ制御技術・セマンティック通信技術それぞれについて研究を実施した。エンティティ制御技術として、クラウド上のライブマイグレーションによる制御とネットワーク上のトラヒックエンジニアリング間の総合干渉および統合制御に関する基礎検討を実施した。また、コミュニティ制御技術として、コミュニティ参加者の交流関係をネットワークとして表現し、その交流ネットワークからコミュニティの活性度を推定する手法を提案し、オープンソースソフトウェア開発コミュニティのログデータを用いて提案方式の有効性を検証した。さらに、セマンティック通信技術として、コミュニティ単位での閉域性を実現できるコンテンツセントリックネットワークのアーキテクチャを設計した。
|