研究課題/領域番号 |
21300190
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医用システム
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
村田 正治 九州大学, 先端融合医療レドックスナビ研究拠点, 准教授 (30304744)
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研究分担者 |
橋爪 誠 九州大学, 大学院・医学研究院, 教授 (90198664)
田畑 栄一 九州大学, 大学院・薬学研究院, 学術研究員 (00538928)
戸井田 力 九州大学, 先端融合医療レドックスナビ研究拠点, 特任助教 (40611554)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
18,200千円 (直接経費: 14,000千円、間接経費: 4,200千円)
2011年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2010年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2009年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
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キーワード | ナノ材料 / 画像診断システム / 造影剤 / MRI / 癌 / 分子イメージング / ナノ構造体 / 機能化造影剤 |
研究概要 |
従来のリボソームや高分子ミセルのような薬物輸送キャリアでは精密な配列と構造の制御が困難であり、その結果、配列に依存する細胞シグナルや標的に対する特異性の低下を招いている。完全なシークエンス制御が可能なタンパク質ナノカプセルを用いることでより特異的な認識が可能となる。本研究では漉亡加110COCCα5ブ∂ノ1ηa5chff由来のタンパク質ナノカプセルをクローニングし、MRI造影剤への応用を試みた。この結果、Gd-DTPA錯体を内包したナノカブセルは、フリーのGd-DTPA錯体よりも約46倍高いT1緩和度を示し、高感度なMRI撮像が可能であることが示された。今後、MRI造影剤を内包するナノカプセルの標的化を行うことで、MRIによる高感度分子イメージングが実現できる可能性が拓かれた。
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