研究課題/領域番号 |
21300193
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医用システム
|
研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
谷口 信行 自治医科大学, 医学部, 教授 (10245053)
|
研究分担者 |
小谷 和彦 自治医科大学, 医学部, 講師 (60335510)
山越 芳樹 群馬大学, 工学研究科, 教授 (10174640)
鯉渕 晴美 自治医科大学, 医学部, 助教 (20382848)
松永 宏明 自治医科大学, 医学部, 助教 (40569969)
宮本 倫明 (宮本 倫聡) 自治医科大学, 医学部, 研究員 (90458323)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
14,950千円 (直接経費: 11,500千円、間接経費: 3,450千円)
2011年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2010年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2009年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
|
キーワード | 動脈硬化 / 血管系検査 / 検査診断学 / 血管生物学 / 糖尿病 / 高血圧症 / 脂質異常症 / 生活習慣病 / 血液流動性 / 非侵襲的検査 |
研究概要 |
動脈硬化における細動脈や毛細血管の病態に対するアプローチは重要であるが未開である.我々は指先を加圧して,指尖血管内ヘモグロビン量の移動(流動性)を,発光ダイオードによって定量的かつ低侵襲性に検査する方法を開発し,臨床的意義に関して研究した.本法によるvelocity pressure index(VPI)の再現性や変動係数は臨床的に容認されるレベルであった.特に糖尿病患者においてVPI値は健常群よりも有意に低く,また肥満や血清脂質のような動脈硬化危険因子と有意に正相関した.高血圧症合併糖尿病患者では過眠習慣の場合にVPIは有意に低値を示した.一連の成果は,生活習慣病における毛細血管病態に対する本検査法の有用性を示唆しており,実地応用に向けての更なる検討が期待される.
|