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トレーニング疲労の回復促進を目的に使用されている手段が超回復の過程に及ぼす影響

研究課題

研究課題/領域番号 21300227
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 スポーツ科学
研究機関筑波大学

研究代表者

尾縣 貢  筑波大学, 人間総合科学研究科, 教授 (90177121)

研究分担者 卞 圭悟  筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 講師 (80312833)
谷川 聡  筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 講師 (60400660)
研究期間 (年度) 2009 – 2011
研究課題ステータス 完了 (2011年度)
配分額 *注記
9,620千円 (直接経費: 7,400千円、間接経費: 2,220千円)
2011年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2010年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2009年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
キーワード疲労回復 / 筋 / プライオメトリクス / 高強度持久的運動 / 軽有酸素運動 / アイシング / 筋浮腫 / ペダリング / プライオメトリック / 伸張-短縮サイクル / 高強度トレーニング / 遅発性筋肉痛 / キネマティクス / 回復 / リバウンドジャンプ
研究概要

22年度は、運動後の回復を促進する3つの手段についての有効性を検討した。
(1)プライトメトリックジャンプ(高強度Stretch-shortening cycle)前の全力isometricsが回復過程に及ぼす影響
男子陸上競技選手を対象に、プライメトリックジャンプ(高強度Stretch-shortening cycle)前の全力isometricsが回復過程に及ぼす影響をジャンプパフォーマンス、下肢kineticsおよびkinematicsから検討した。isometricsにより、PNFと同じような効果が筋腱複合体には認められ,結果的に疲労運動時の強度を低下させることにつながった。その結果、疲労運動後のパフォマンス低下も低く抑えられ、回復を早めた。プライオメトリックジャンプには短時間での大きな筋力発揮が要求されることを考えると、プライメトリックジャンプ前の全力isometricsは、疲労水準を低下させるが、ウオーミングアップとして利用できない事が明確になった。
(2)高強度有酸素運動翌日の軽有酸素運動が回復過程に及ぼす影響
大学長距離ランナーを対象に20Km走の翌日に実施する軽有酸素運動(ジョギング)が循環機能(心拍数)、下肢のプライオメトリック能力、柔軟性、精神面に及ぼす影響を検討した。その結果、翌日のジョギングは、股関節を中心に力を発揮するジャンプ能力の回復に良い影響を及ぼす事が分かった。また、精神面の安定を促進する効果が認められた。これらの結果から、日常的に実施されている長距離ランナーの高強度ランニング翌日の軽強度のジョギングは、一定の効果があると言える。しかしながら、本研究では、パフォーマンスへの効果を検討していないため、これを今後の課題とする。
(3)アイシングが高強度ペダリング運動後の筋の回復に及ぼす影響
男子陸上競技選手を対象に、60秒間全力ペダリング後にアイシング(アイスバス)を実施した時の効果を、再度ペダリング時のパフォーマンス、筋硬度、形態、MRによるT2などから検討した。その結果、MR-T2にコントロール群との間に差異がなかったことから、クーリングは筋疲労の回復過程には影響を及ぼさなかったものと考えられる。しかしながら、ペダリングのパフォーマンスを維持する可能性を示唆する事ができた。

報告書

(2件)
  • 2010 実績報告書
  • 2009 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 全力ペダリング運動を用いた体力的特性の評価法2010

    • 著者名/発表者名
      尾縣貢, ほか
    • 学会等名
      日本体育学会第61回大会
    • 発表場所
      中京大学(愛知県)
    • 年月日
      2010-09-09
    • 関連する報告書
      2010 実績報告書

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公開日: 2009-04-01   更新日: 2016-04-21  

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