研究課題/領域番号 |
21300258
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
真田 樹義 立命館大学, スポーツ健康科学部, 教授 (50421227)
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研究分担者 |
宮地 元彦 独)国立健康・栄養研究所, 健康増進プログラム・運動ガイドライン研究, 室長 (60229870)
家光 素行 立命館大学, スポーツ健康科学部, 准教授 (90375460)
樋口 満 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (20192289)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)
2011年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2010年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2009年度: 11,570千円 (直接経費: 8,900千円、間接経費: 2,670千円)
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キーワード | 肥満関連遺伝子 / メタボリックシンドローム / 有酸素性能力 / 体組成 / オーダーメイド / 運動処方 / 身体活動量 / SNPs / 生活習慣病リスク / テーラーメイド予防 / 運動介入 / 食事介入 / 大規模コホート |
研究概要 |
本研究は肥満関連遺伝子の1つであるPPARγ2遺伝子のPro12AlaおよびC1431T多型と体力、体組成,メタボリックシンドロームリスクとの関連について横断的に検討した。被験者は、健康な日本人男女716名とした。測定項目は、メタボリックシンドローム関連指標(BMI、血糖値、血中脂質、血圧等)、体力、身体組成(DXA法)、及びPPARγ遺伝子多型であった。遺伝子多型はTaq-Man法により同定した。被験者は、年代別最大酸素摂取量の高い群と低い群の2群に分類し、さらにPPARγ遺伝子C1431T多型のCC群およびCT+TT群の2群に分類し、年齢を共変量とした2元配置分散分析により比較検討した。その結果、若年男性被験者の場合は、体力とPPARγ2遺伝子のC1431T多型はメタボリックシンドロームリスク(Z値)に対して有意な相互作用が認められた。しかし、この関係は、中高齢男性および女性では認められなかった。さらにPro12Ala多型については、どのグループにおいても体力、体組成,メタボリックシンドロームリスクとの有意な関連は認められなかった。本研究の結果から、肥満関連遺伝子の1つであるPPARγ2遺伝子のC1431T多型のCC多型を持つ若年男性が低体力の場合、メタボリックシンドロームリスクが増強することが示された。
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