研究課題/領域番号 |
21300267
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生活科学一般
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研究機関 | 福島大学 |
研究代表者 |
金澤 等 福島大学, 共生システム理工学類, 教授 (50143128)
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研究分担者 |
倉本 憲幸 山形大学, 理工学研究科, 教授 (20153372)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2010年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2009年度: 14,430千円 (直接経費: 11,100千円、間接経費: 3,330千円)
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キーワード | 天然繊維 / 化学繊維 / グラフト化 / 吸着 / 表面改質 / アンモニア / 複合材料 / 繊維・高分子材料 / 材料鑑別 / アクリル酸グラフト化レーヨン / セシウムイオン / 陰イオン界面活性剤 / カチオンモノマー / 不要繊維 / レーヨン / アクリル酸 / アミノ基モノマー / 陰イオン活性剤 |
研究概要 |
繊維の化学的改質による機能性材料の設計をめざした。それは廃棄繊維の有効利用の道を拓くことになる。セルロース繊維に塩基性モノマー(N,N-ジメチルアミノエチルアクリレート(DMAEA)、N,N-ジメチルアミノプロピルアクリルアミド(DMAPAA))を紫外線グラフト化する最適条件を求めた。これらのグラフト化した材料により、水中の陰イオン界面活性剤をよく吸着除去できた。また、レーヨンとPET材料にアクリル酸をグラフト化して、ナトリウム塩とした材料によって、水中および空気中のアンモニウムイオンまたはアンモニアを効果的に吸着できた。吸着の理論的な解釈をめざして、各種構造の繊維または合成ポリペプチドに対する揮発性有機化合物の吸着実験を行い、高分子の構造の違いが、結果に反映されることを見出した。その結果、吸着現象の解析によって、これまでの方法で不可能な分子の微細構造の知見が得られる事が期待された。
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