研究課題
基盤研究(B)
マクロファージ様RAW264. 7細胞と小腸上皮様Caco-2細胞を共存培養し、基底膜側へリポ多糖(LPS)を処理することでインビトロ腸炎モデル系を構築した。この系を用いて抗炎症性を示す食品因子を検索したところ、ポリフェノール類としてクルクミンとルテオリン、多糖類としてフコイダンおよびレンチナンに活性が認められた。これらのうち、フコイダンに関しては小腸上皮細胞との相互反応によって発生する過酸化水素が重要であることが判明した。
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