研究課題/領域番号 |
21300327
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化財科学
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研究機関 | 東京芸術大学 |
研究代表者 |
モルゴス アンドラス (ANDRAS Morgos / ANDRAS MORGOS) 東京芸術大学, 大学院・美術研究科, 招聘教授 (50431680)
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連携研究者 |
稲葉 政満 東京芸術大学, 大学院・美術研究科, 教授 (50135183)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
11,960千円 (直接経費: 9,200千円、間接経費: 2,760千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2010年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2009年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
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キーワード | ナノ材料 / 脱酸性処理 / 強化剤 / 保存 / 石材 / 漆喰 / モルタル |
研究概要 |
ナノライム(水酸化カルシウム)を合成した。楮紙、雁皮紙および木材パルプ紙の脱酸性処理を行ったところ、ナノライムと通常の水酸化カルシウム溶液処理は効果に差が無かった。モルタル、煉瓦、人工石材(砂岩、花崗岩、凝灰岩)の強化処置を通常の処理方法と比較した。ナノライムの炭酸化が処理後も表面の3mm程度に留まっていたため最終的な効果は現在のところ不明であるが、砂岩や凝灰岩には有効であり、市販の強化剤と同等(パラロイド)か、より効果的(ワッカー、アラルダイト)でありそうである。完全に炭酸化後に再度評価を行う。
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