研究課題/領域番号 |
21310009
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
大塚 俊之 岐阜大学, 流域圏科学研究センター, 教授 (90272351)
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研究分担者 |
廣田 充 筑波大学, 生命環境科学研究科(系), 准教授 (90391151)
白戸 康人 独立行政法人農業環境技術研究所, 農業環境インベントリーセンター, 主任研究員 (30354062)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2012年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2011年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2010年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2009年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
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キーワード | 森林生態系 / 林床ササ / 非生物的プール / 生態系純生産量 / 土壌圏炭素 / 炭素循環 / 高山サイト / 黒ボク土 / Roth Cモデル |
研究概要 |
林床ササ群落の有無が、森林生態系の土壌圏炭素 (SOC) への蓄積に与える役割を定量的に評価するために、地上部から土壌圏へ供給される炭素量を定量した。ササが有る森林では、溶存有機炭素フラックスは、ササが無い森林より20% 程度高い値となった。またRothC モデルを利用してSOCの年々変動をシミュレーションした結果、ササを含む地下部リターを考慮した場合ではSOC蓄積速度は約0.7 tC ha^<-1> y^であった。これらの結果から、SOCの増加に対してササリター、特に地下部のリターの影響が大きいことが明らかとなった。
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