研究課題/領域番号 |
21310015
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 国立極地研究所 |
研究代表者 |
内田 雅己 国立極地研究所, 研究教育系, 助教 (70370096)
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研究分担者 |
内田 昌男 独立行政法人国立環境研究所, 化学環境研究領域, 主任研究員 (50344289)
近藤 美由紀 独立行政法人国立環境研究所, 化学環境研究領域, NIESポスドクフェロー (30467211)
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連携研究者 |
近藤 美由紀 独立行政法人国立環境研究所, 化学環境研究領域, NIESポスドクフェロー (30467211)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
18,980千円 (直接経費: 14,600千円、間接経費: 4,380千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2010年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2009年度: 12,610千円 (直接経費: 9,700千円、間接経費: 2,910千円)
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キーワード | 物質循環 / 環境変動 / 土壌圏現象 / 微生物 / 極域 |
研究概要 |
ノルウェー北極のツンドラ生態系で土壌ガス中の<14>^C年代を分析した結果、深さ30-40cmでは3000-7000年BPと推定された。先行研究で地質時代に生成された土壌有機炭素(化石炭素)が土壌微生物の細胞膜成分中に存在していることが明らかとなったが、本研究により、微生物の呼吸によって化石炭素はガス化し、土壌呼吸として放出されている可能性が明らかとなった。また、培養土壌から放出されるCO_2の温度依存性を考慮すると、化石炭素が全有機炭素の大部分を占める層位においても温度の上昇は化石炭素の分解を促進する可能性のあることが示唆された。
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