配分額 *注記 |
18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)
2011年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2010年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2009年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
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研究概要 |
本研究は革新的製品を対象に需要予測およびその予測値を用いた最適発注方式に関する研究を行ったものである.まず,需要予測においては,製品のスペックとそれに対する市場専門家の評価,価格変動情報,および類似商品の過去の販売データを入力とし,市場における顧客を2群6つのタイプに分けて中間層とした, 3階層ダイナミックでキュービックなニューラルネットワークを構築した.また,フィードバックを用いた時系列モデルを組み込み,需要予測の精度を高めることにした.需要予測の目的はサプライチェーンにおける最適意思決定であり,特に革新的製品においては一発勝負が多いことを考え, 1回目の予測に基づいて生産計画を立て, 2回目の予測に基づいて販売計画を立てることで販社と製造の協調を実現し,さらに販社利益最大化,製造利益最大化,およびチェーン全体利益最大化の3ケースについて最適なオプション量を決定するモデルを構築し,オプションモデルが有効な価格帯が存在することを明らかにした.
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