研究課題/領域番号 |
21310133
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物分子科学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
坂口 和靖 北海道大学, 大学院・理学研究院, 教授 (00315053)
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研究分担者 |
今川 敏明 北海道大学, 大学院・理学研究院, 准教授 (20142177)
中馬 吉郎 北海道大学, 大学院・理学研究院, 助教 (40372263)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
18,200千円 (直接経費: 14,000千円、間接経費: 4,200千円)
2011年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2009年度: 9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
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キーワード | 蛋白質 / 癌 / シグナル伝達 / 系統進化 / 生体分子 / 進化 |
研究概要 |
癌抑制遺伝子p53の変異はヒト悪性腫瘍で最も多く認められる異常であり、p53タンパク質の制御機構を理解することは細胞の癌化防御に関する研究にとって不可欠である。本研究において、悪性腫瘍由来の四量体形成ドメイン変異型p53の四量体形成と安定性解析により、細胞内の様々なイベントに関わるp53の機能不全となる不安定化の閾値が極めて低いことを見い出した。さらに、Li-Fraumeni症候群の原因となるp53変異によるp53四量体化の形成不全を、回復させる薬剤の開発に成功した。また、四量体形成ドメインの安定性が、進化による生体環境の変化に応答して獲得されたことが示唆された。
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