研究課題/領域番号 |
21310161
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
濱口 伸明 神戸大学, 経済経営研究所, 教授 (70379460)
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研究分担者 |
西島 章次 神戸大学, 経済経営研究所, 教授 (70116234)
幡谷 則子 上智大学, 外国語学部, 教授 (00338435)
村上 勇介 京都大学, 地域研究統合情報センター, 准教授 (70290921)
高橋 百合子 神戸大学, 国際協力研究科, 准教授 (30432553)
宇佐見 耕一 日本貿易振興機構アジア経済研究所, 主任研究員 (50450458)
細野 昭雄 政策研究大学院大学, 政策研究科, 教授 (40114128)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
13,000千円 (直接経費: 10,000千円、間接経費: 3,000千円)
2011年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2010年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2009年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
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キーワード | ラテンアメリカ / 政策改革 / 格差社会 / 対立 / 政治経済学 / 自由化と所得格差 / 貧困削減政策の説明責任 / 開発と地域社会 / 政治の未制度化と民主主義 |
研究概要 |
ラテンアメリカで経済自由化は企業の生産性上昇や地域間格差縮小をもたらしたものの、必ずしも雇用は増加せず、労働者間の賃金格差は拡大した。グローバル化に刺激された資源開発は国全体の経済成長に貢献するが、一部で地域社会の紛争を引き起こした。政治が制度化されておらず合意形成の仕組みがない国では民主的な手続きはかえって紛争を激化させた。条件付現金給付が貧困を削減して所得階層間の対立を緩和する効果は市民社会の強さにも依存していた。本研究を通じて自由化・民主化から対立・緊張が増大するメカニズムがより明らかとなった。
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