研究課題/領域番号 |
21320009
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
成田 和信 慶應義塾大学, 商学部, 教授 (30198387)
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研究分担者 |
河野 哲也 立教大学, 文学部, 教授 (60384715)
柏端 達也 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (80263193)
エアトル ヴォルフガング 慶應義塾大学, 文学部, 准教授 (30407150)
福間 聡 東京大学, 人文社会系・研究科, 特任研究員 (40455762)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
2011年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2010年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2009年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 倫理学原論 / 各論 / 自律 / 規範 / 実践的推論 / 行為の合理性 / 幸福 / 欲求 / 徳 / 実践理性 |
研究概要 |
行為に関する心的事象と倫理学の諸概念や諸問題の関係が明らかにされた。とくに、次のような注目すべき成果を得た。(1)後悔という道徳的心情と道徳的正当化の間には、従来は見落とされがちだった不一致がある。(2)非難妥当性の根拠として、実践理性による選択の促進があげられる。(3)信念が感情的側面をもつ。(4)ある種の過去の欲求が幸福に関する欲求実現説の反証になる。(5) 4の論点は、生前の欲求の死後における実現が幸福に貢献するかという問題と密接に関係する。
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