研究課題/領域番号 |
21320020
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
思想史
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
山室 信一 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (10114703)
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研究分担者 |
小関 隆 京都大学, 人文科学研究所, 准教授 (10240748)
岡田 暁生 京都大学, 人文科学研究所, 准教授 (70243136)
伊藤 順二 京都大学, 人文科学研究所, 准教授 (80381705)
王寺 賢太 京都大学, 人文科学研究所, 准教授 (90402809)
久保 昭博 京都大学, 人文科学研究所, 助教 (60432324)
藤原 辰史 東京大学, 農学生命科学研究科, 講師 (00362400)
早瀬 晋三 大阪市立大学, 文学研究科, 教授 (20183915)
河本 真理 広島大学, 総合科学研究科, 准教授 (10454539)
小田川 大典 岡山大学, 法学部, 教授 (60284056)
服部 伸 同志社大学, 文学部, 教授 (40238027)
片山 杜秀 慶應義塾大学, 法学部, 准教授 (80528927)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
14,560千円 (直接経費: 11,200千円、間接経費: 3,360千円)
2011年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2010年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2009年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
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キーワード | 第一次世界大戦 / 文化 / プロパガンダ / 総力戦体制 / 芸術史 / 大衆文化 / 戦争表象 / 大衆メディア / 戦争玩具 |
研究概要 |
本研究においては、女性や子ども更には植民地における異民族までが熱狂をもって戦争に参与していった心理的メカニズムと行動様式を、各国との比較において明らかにすることを目的とした。そこでは活字や画像、音楽、博覧会などのメディアが複合的に構成され、しかも複製技術の使用によって反復される戦争宣伝の実態を明らかにすることができた。そして、このメディア・ミックスを活用する重要性が認識されたことによって、外務省情報部や陸軍省新聞班などが創設されることとなった。戦争ロマンの比較研究から出発した本研究は、戦争宣伝の手法が「行政広報」や「営利本位の商業主義」に適用されていく歴史過程を明らかにすることによって、総力戦という体験が現代の日常生活といかに直結しているのかを析出した点で重要な成果を生んだ。
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