研究課題/領域番号 |
21320022
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
思想史
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
緒形 康 神戸大学, 大学院・人文学研究科, 教授 (40194427)
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研究分担者 |
嘉指 信雄 神戸大学, 大学院・人文学研究科, 教授 (20264921)
田中 康二 神戸大学, 大学院・人文学研究科, 准教授 (90269647)
樋口 大祐 神戸大学, 大学院・人文学研究科, 准教授 (90324889)
濱田 麻矢 神戸大学, 大学院・人文学研究科, 准教授 (90293951)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2009年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | ディアスポラ / 接触空間 / 植民地主義 / 帝国 / 1930年代 |
研究概要 |
帝国日本の国民統合が進んだ1930年代、植民地においてそうした国民統合から疎外された人々をアジア・ディアスポラと名付けた上で、彼らが既存の地域や社会から引き裂かれた転向という受難の体験を、日本人とアジア・ディアスポラの共通体験と捉え直すことで、植民地近代の問題群に新しいアプローチを行った。アジア・ディアスポラの転向体験を再発見し、これまで親日派、反革命の名の下に埋もれていた多くの歴史的事実を発見し、その意味を問い直すことによって、自民族中心的な東アジアのナショナリズムを脱却する方法的視座を得た。
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