研究課題/領域番号 |
21320024
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
思想史
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
吉田 一彦 名古屋市立大学, 人文社会系研究科, 教授 (40230726)
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研究分担者 |
上島 享 京都大学, 大学院・文学研究科, 准教授 (60285244)
脊古 真哉 名古屋市立大学, 大学院・人間文化研究科, 研究員 (20448707)
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連携研究者 |
佐藤 文子 仏教大学, 歴史学部, 非常勤講師 (80411122)
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研究期間 (年度) |
2009-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
15,470千円 (直接経費: 11,900千円、間接経費: 3,570千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2012年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2011年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2010年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2009年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
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キーワード | 神仏習合 / 仏教史 / 文化交流 / 本地垂迹 / 山の宗教 / 宗教儀礼 / 日本書紀 / 神信仰 / 神道 / 密教 / 絵画史料 / 得度制度 / 山王 / 地主神 / 神像 / 伽藍神 |
研究概要 |
本研究では、日本の神仏習合の成立と展開について考察し、それを日本一国史の中で内在的に理解するのではなく、アジア東部における仏教と神信仰の融合の中で考え、この地域の宗教文化の中に日本の神仏習合を位置づける作業を行なった。この視座から以下の点を明らかにした。①『日本書紀』に記される仏教と神信仰の対立の話は創作性が高く、歴史的事実を伝えるものとは評価できない。②比叡山、白山などの神仏習合の聖山は、中国の神仏融合の聖山である天台山や五臺山の強い影響を受けて成立した。③「本地」の思想は真言宗の護持僧によって考え出されたもので、日本の「本地垂迹説」は11世紀前半に成立した。
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