研究課題/領域番号 |
21320045
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
近本 謙介 筑波大学, 人文社会系, 准教授 (90278870)
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研究分担者 |
阿部 泰郎 名古屋大学, 大学院・文学研究科, 教授 (60193009)
上島 享 (上島 亨) 京都府立大学, 文学部, 准教授 (60285244)
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連携研究者 |
川崎 剛志 就実大学, 人文科学部, 教授 (70281524)
谷口 孝介 筑波大学, 人文社会系, 教授 (40272124)
苫米地 誠一 大正大学, 人間学部, 准教授 (00340456)
根本 誠二 筑波大学, 人文社会系, 教授 (10250995)
藤岡 穣 大阪大学, 大学院・文学研究科, 教授 (70314341)
山本 陽子 明星大学, 造形芸術学部, 准教授 (20350283)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
15,860千円 (直接経費: 12,200千円、間接経費: 3,660千円)
2012年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2011年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2010年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2009年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
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キーワード | 宗教文芸 / 院政期 / 唱導 / 法会 / 汎宗派的考察 / 貞慶 / 縁起 / 遁世 / 宗教施策 / 聖教 / 縁起・託宣 / 寺院文芸 / 儀礼 / 西行 |
研究概要 |
研究代表者が共同研究で取り組んできたいくつかの寺院調査において多くの発見があった。 これまでに、それらの共同研究の成果報告の場のひとつとして、研究集会「前近代の日本におけるあらたな法会・儀礼学の構築をめざして-ことば・ほとけ・図像の交響-」(2011.5.12~13 於ロンドン大学SOAS)を開催した。このワークショップでは、唱導といったことばの領域、仏像彫刻や寺院空間の領域、図像や絵画の領域などから多面的に分析を加えることにより、あらたな法会・儀礼学の構築をめざした。 続いて、研究集会「日本仏教研究の領域複合的解明の試み-宗派性の超克-」(2012.5.17~18 於ハーバード大学)では、日本仏教を宗派性によって捉えることの問題点や限界を問題意識として共有した上で、それらを超えたところにいかなるあらたな仏教研究が立ち現れるのかについて、それぞれの研究者が報告を行った。これらは、法会・儀礼という枠組みと、宗派・信仰という宗教的内面の双方からあらたな仏教研究の方向性を模索する試みであった。
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