研究課題/領域番号 |
21320062
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ文学(英文学を除く)
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
鍛治 哲郎 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (30135818)
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研究分担者 |
高橋 宗五 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (10134404)
長木 誠司 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50292842)
田中 純 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (10251331)
ゴチェフスキ ヘルマン 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (00376576)
竹峰 義和 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (20551609)
森田 團 西南学院大学, 国際文化学部, 講師 (40554449)
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研究協力者 |
ガブリエーレ シュトゥンプ 元東京大学, 外国人教師
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円)
2011年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2010年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2009年度: 8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
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キーワード | 独文学 / 文化学 / 陶酔 / 演出 / 学問の知 / 集団 / 技術 / 群衆 / 機械 / 美的表現 / 文体 |
研究概要 |
「陶酔と技術」という観点から、1900年前後のドイツ語圏の文学と芸術を再検討することによって、美的陶酔の表現が巧みな技術・技巧をもとに達成されていること、および、集団的陶酔の表現が機械・技術のイメージを利用していることを明らかにした。また劇場空間やプロパガンダにおいて集団的陶酔を生み出すために技術と演出が果たす役割についても具体的に指摘できた。さらに、陶酔という観点が、当時の学問・思想のなかにも活かされていることを跡づけた。なお、「陶酔」という概念で念頭においているのは、自我の統一性や意識による支配の失効および集団・群衆との一体感である。
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