研究課題/領域番号 |
21320080
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
|
研究機関 | 中部大学 |
研究代表者 |
ヤーッコラ伊勢井 敏子 中部大学, 人文学部, 教授 (00454364)
|
研究分担者 |
広瀬 啓吉 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (50111472)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
12,870千円 (直接経費: 9,900千円、間接経費: 2,970千円)
2011年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2010年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2009年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
|
キーワード | 言語リズム / 生成・知覚 / 音響特徴量 / 定量的分析手法 / 日本語 / 英語 / クロアチア語 / フィンランド語 / タイミング / 呼吸制御 / アクセント / 時間制御 |
研究概要 |
言語リズム・タイミングに関して言語類型上異なる日本語、英語、クロアチア語、フィンランド語を音響的に比較した。結果、英語のアクセント実現は強さもピッチも相関があること、日本語アクセントには音圧が無関係ではないこと、クロアチア語の母音短長の比率は日本語やフィンランド語よりもずっと低く、ピッチと音圧と長さが相互に関連して統合的に音調の相違を生み出していることが分かった。それはフィンランド語にも一部当てはまると思われた。また、日本語L2は強勢の認知で二項対立に拘束される傾向があると判断された。呼吸メカニズムとの関連では,ポーズが言語リズムに重要な働きをしていることや、言語により胸筋・腹筋の動きは相当異なることが分かった。
|