研究課題/領域番号 |
21330035
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
政治学
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研究機関 | 津田塾大学 (2011) 明治学院大学 (2009-2010) |
研究代表者 |
網谷 龍介 津田塾大学, 学芸学部, 教授 (40251433)
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研究分担者 |
伊藤 武 専修大学, 法学部, 准教授 (70302784)
中田 瑞穂 名古屋大学, 法学研究科, 教授 (70386506)
吉田 徹 北海道大学, 法学研究科, 准教授 (60431300)
空井 護 北海道大学, 大学院・公共政策学連携研究部, 教授 (10242067)
成廣 孝 岡山大学, 社会文化科学研究科, 教授 (90335571)
渡辺 博明 大阪府立大学, 人間社会科学部, 教授 (20308810)
藤嶋 亮 神奈川大学, 法学部, 非常勤講師 (70554583)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
9,100千円 (直接経費: 7,000千円、間接経費: 2,100千円)
2011年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2010年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2009年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 政党システム / 競合構造 / 大衆政党 / 半大統領制 / 有権者意識 / ヨーロッパ統合 |
研究概要 |
本研究の主な成果は以下の三点である.第一に,「競合」概念の精緻化が必要である.複数の政党の存在は競合の存在とイコールではない.政党は固有の支持基盤を持ってすみ分けている場合がある.第二に,包括政党は(大衆)組織政党に代わったのではなく,新たな組織化の試みであった.政党組織の直線的な衰退というイメージにも修正が必要である.第三に,戦後西欧の政党政治の黄金時代を支えた条件が失われた現在,政党政治に対する信頼,ひいては民主政治への信頼を維持するのは容易ではない.
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