研究課題/領域番号 |
21330176
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
寺田 盛紀 名古屋大学, 教育発達科学研究科, 教授 (80197805)
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研究分担者 |
清水 和秋 関西大学, 社会学部, 教授 (40140248)
高井 次郎 名古屋大学, 大学院・教育発達科学研究科, 教授 (00254269)
西野 節男 名古屋大学, 大学院・教育発達科学研究科, 教授 (10172678)
佐藤 史人 和歌山大学, 教育学部, 教授 (80324375)
西野 真由美 国立教育政策研究所, 総括研究官 (40218178)
永田 萬享 福岡教育大学, 教育学部, 教授 (70155935)
牧野 篤 東京大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (20252207)
坂本 将暢 愛知工業大学, 基礎教育センター, 講師 (20536487)
石嶺 ちづる 自由が丘産能短期大学, 能率科, 講師 (80551655)
パク ジョンラン 名古屋大学, 大学院・文学研究科, 博士研究員 (80567008)
金井 篤子 名古屋大学, 大学院・教育発達科学研究科, 教授 (80262822)
李 正連 名古屋大学, 大学院・教育発達科学研究科, 准教授 (60447810)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2011年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2010年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2009年度: 7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
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キーワード | 職業観 / キャリア教育 / 高校生 / 国際比較 / 教育文化 / 比較研究 / アンケート調査 |
研究概要 |
本研究は、日本と5か国(アメリカ、ドイツ、中国、韓国、インドネシア)の高校生の職業観の構造とその変化を究明し、その形成に果たす各種の教育作用とそれらの配置構造における文化的差異について、ヒヤリング調査とアンケート調査を通して明らかにしようとした。その結果、抽出され、尺度化された職業観の因子(「自己実現志向」「社会志向」「経済志向」「リーダー志向」)に関して、概して、ドイツ、日本、ついで韓国など少子化社会に直面する国の生徒のそれらが目立って低く、それに対してインドネシア、中国など途上国の生徒のそれらは高くなっていること、またその中でアメリカだけがやや異質であり、「リーダー志向」などで突出して高かった。また、どこの国も普通系の生徒の場合、第1因子や第2因子で高く、逆に職業系の生徒の場合、第3因子や第4因子で高かった。これらの傾向は、各国の教育活動や社会、家庭の文化、教育的諸関係が作用していることがいくつかの点で確認できた。とくに、家庭での仕事体験、職業高校での専門教育、校外での就業体験、普通教科での学習も若干の国、学校において積極的に寄与していたことも明らかになった。
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