研究課題/領域番号 |
21330193
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育社会学
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研究機関 | 青山学院大学 |
研究代表者 |
樋田 大二郎 青山学院大学, 教育人間科学部, 教授 (80181098)
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研究分担者 |
岩木 秀夫 日本女子大学, 人間社会学部, 教授 (90114389)
耳塚 寛明 お茶の水女子大学, 人間文化創成科学研究科, 教授 (40143333)
大多和 直樹 東京大学, 大学総合教育研究センター, 助教 (60302600)
金子 真理子 東京学芸大学, 教員養成カリキュラム開発研究センター, 准教授 (70334464)
堀 健志 上越教育大学, 大学院・学校教育研究科, 准教授 (10361601)
岡部 悟志 ベネッセコーポレーション・ベネッセ教育研究開発センター, 教育研究部, 研究員 (70416832)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)
2011年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2010年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2009年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
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キーワード | 高校 / 生徒文化 / 進路形成 / メリトクラシー / トラッキング / 多様化 / 複線型教育体系 / 新自由主義 / 高校教育 / 時系列調査 / 国際比較 / 単線型教育体系 / 教師調査 / 学校適応 / シンガポール / 制度改革 / 多様性 / 個性重視 / 教員の資質向上 |
研究概要 |
実証研究の結果、日本の高校では確かにゆとりから学力回帰の流れが起きており、学力向上のためには、かつてのメリトクラシーとトラッキングの組み合わせによる構造に起因する動機付けでは無く、また内発的動機付けに期待する多様化の制度改革も一段落して、今日では学校生活の楽しさと個別的面倒見主義による動機付けが強調され、あるいはそれを支える新自由主義的競争原理の導入などが進行していた。しかし、そうした動向は主体性や創造性などの従来からの教育的価値を損なう危険を秘めていた。研究グループは、シンガポールとの国際比較研究から、代案として複線型教育体系もしくはその要素の一部を日本に導入することを検討した。
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