研究課題/領域番号 |
21340017
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
数学一般(含確率論・統計数学)
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
坂上 貴之 北海道大学, 大学院・理学研究院, 教授 (10303603)
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連携研究者 |
名和 範人 大阪大学, 大学院・基礎工学研究科, 教授 (90218066)
松本 剛 京都大学, 大学院・理学研究科, 助教 (20346076)
赤堀 公史 静岡大学, 大学院・数理システム工学科, 准教授 (90437187)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2009年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 乱流 / 点渦 / 渦層 / 散逸的弱解 / オイラー方程式 / オイラーα方程式 / 点渦系 / 衝突解 / 一様等方乱流 / 点渦力学 / α点渦系 / 自己相似衝突解 / エンストロフィー / 乱流モデル / 衝突多様体 / 点渦統計力学 / 位相正則化 / クゥエット流 / Euler-α方程式 |
研究概要 |
乱流の数学理論構築に向けて,流体運動を記述する偏微分方程式の「散逸的弱解」とよばれる解の性質を,流れ場の回転場を表す渦度とよばれる量が点や線に分布している場合の特異渦構造の力学として調べることで,渦力学を通した乱流理論の可能性を探究した.主な結果として,α点渦系と呼ばれる系のαゼロの極限で得られる自己相似衝突解が二次元乱流理論で重要な性質とされる特異エンストロフィー散逸をうむ散逸的弱解の一つであることがわかった.
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