研究課題/領域番号 |
21340049
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
金谷 和至 筑波大学, 数理物質系, 教授 (80214443)
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連携研究者 |
青木 慎也 京都大学, 基礎物理学研究所, 教授 (30192454)
初田 哲男 理化学研究所, 仁科加速器研究センター, 主任研究員 (20192700)
宇川 彰 筑波大学, 数理物質系, 副学長/教授 (10143538)
中村 純 広島大学, 情報メディア教育研究センター, 教授 (30130876)
江尻 信司 新潟大学, 自然科学系, 准教授 (10401176)
梅田 貴士 広島大学, 大学院・教育学研究科, 准教授 (40451679)
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研究期間 (年度) |
2009-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円)
2013年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2011年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2010年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2009年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 素粒子論 / 量子色力学 / クォーク・グルオン・プラズマ / 計算物理学 / 有限温度 / 有限密度 / 格子場の理論 / 臨界点 / 状態方程式 / QCD / クォーク / 格子ゲージ理論 / 相転移 |
研究概要 |
有限温度・有限密度QCDの相構造とクォーク物質の熱力学的性質を、ウイルソン型格子クォークを用いた格子QCDのシミュレーションにより研究した。ウイルソン型格子クォークは、理論的厳密さが確立しているが、多くの計算機資源を要求するので、T-積分法による固定格子間隔アプローチやヒストグラム法などの様々な技術開発を行い、その実効性の検証を行った。それにより、ウイルソン型格子クォークを用いたものとしては初めての有限密度状態方程式の計算を、フレーバー数2の場合、及び、より現実的な2+1の場合に遂行した。また、静的クォーク間ポテンシャルや、クォークが重い場合の有限温度・有限密度相構造を研究した。
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