研究課題
基盤研究(B)
我々は、独自に開発した高速掃引型波束分光計を用いて、位相制御された光パルスで誘起される分子振動ダイナミクスを捕捉し、制御することに成功した。フェムト秒位相制御光源で生成した波形整形パルスを用い、3種類の異なるシアニン色素分子DTTCIとDNTTCIおよびSMP-39に対して、ねじれ運動あるいは曲げ運動を選択的に励起することができた。最適波形としてチャープパルス列が得られ、この波形は、シアニン色素系で共通にモード選択的な波束を生成することがわかった。本研究で示す方法は、物質の構造変化と関連した波束運動を制御することによって、化学反応を望ましい反応過程へと誘導するのに有望と考えられる。
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