研究課題/領域番号 |
21340090
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
求 幸年 東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授 (40323274)
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研究分担者 |
宇田川 将文 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教 (80431790)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
12,480千円 (直接経費: 9,600千円、間接経費: 2,880千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2010年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2009年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
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キーワード | 物性理論 / 強相関電子系 / 計算物理 / 磁性 / 低温物理 / 低温物性 |
研究概要 |
伝導電子と局在スピンが相互作用する近藤格子系において、幾何学的フラストレーションがもたらす効果を理論的に調べた。特に、磁性と非磁性が共存した部分無秩序状態のユニークな例である部分近藤スクリーニング形成に着目し、この現象に特有の磁性現象や伝導現象を明らかにした。関連して、フラストレート伝導系特有の興味深い物理として、異常ホール効果の要因であるスカラーカイラリティの発現機構や、局所スピン相関による非自明な伝導現象などの研究も行った。
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