研究課題/領域番号 |
21340100
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
前野 悦輝 京都大学, 理学研究科, 教授 (80181600)
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研究分担者 |
米澤 進吾 京都大学, 理学研究科, 助教 (30523584)
高津 浩 首都大学, 東京理工学研究科, 助教 (60585602)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
19,370千円 (直接経費: 14,900千円、間接経費: 4,470千円)
2011年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2010年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2009年度: 9,230千円 (直接経費: 7,100千円、間接経費: 2,130千円)
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キーワード | フラストレート磁性 / 三角格子 / カイラリティ / ホール効果 / PdCrO_2 / PdCoO_2 / PdCrO2 |
研究概要 |
平面三角格子の磁性体では、原子の磁気モーメントの方向が一義的に決まりにくいフラストレーション効果が現れる。そのような磁性体を特徴づける量として、従来の「磁化」以外に「カイラリティ」が重要と考えられる。本研究では金属伝導を示すPdCrO2の単結晶を用いて特異なホール効果を発見し、カイラリティの役割を明らかにした。さらに層間磁気抵抗の巨大な面内磁場方向依存性も見出し、これは磁性に依らない導電性三角格子物質に共通の性質であることを明らかにした。
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