研究課題/領域番号 |
21340118
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物物理・化学物理
|
研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
小國 正晴 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (50144423)
|
連携研究者 |
東崎 健一 千葉大学, 教育学部, 教授 (30102031)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
19,760千円 (直接経費: 15,200千円、間接経費: 4,560千円)
2011年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2010年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2009年度: 14,300千円 (直接経費: 11,000千円、間接経費: 3,300千円)
|
キーワード | 水 / ガラス転移 / 相転移 / 熱容量 / 構造緩和 / 熱測定 / エンタルピー緩和 / 水素結合ネットワーク |
研究概要 |
種々の第二成分を有する細孔内希薄水溶液の低温熱容量を測定した。純水で233Kに観測された極大は,メタノール等を加えたときには消失し,ヒドロキシルアミン(HA)を加えたときには明瞭なピークに発達し,一次相転移の特徴を示した。相転移温度はHA組成の増大とともに上昇し,圧力の増大とともに下降した。5wt% HA水溶液では,相転移ピーク強度は圧力の増大とともに減少した。これらの結果に基づいて, HA添加は水に負の圧力印加効果を及ぼし,純水の液液相転移とその臨界点は負の圧力領域にあるという新たな相図モデルを提示した。
|