研究課題/領域番号 |
21340145
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地質学
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研究機関 | 愛知教育大学 |
研究代表者 |
河村 善也 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (00135394)
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研究分担者 |
吉川 周作 大阪市立大学, 大学院理学研究科, 教授 (30047394)
阿部 祥人 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (90175919)
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連携研究者 |
古瀬 清秀 広島大学, 大学院・文学研究科, 教授 (70136018)
樽野 博幸 大阪市立自然史博物館, 学芸課長 (40110043)
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研究協力者 |
金 昌柱 中国科学院古脊椎動物古人類研究所, 教授
高 星 中国科学院古脊椎動物古人類研究所, 教授
張 穎奇 中国科学院古脊椎動物古人類研究所, 副教授
張 鈞翔 国立自然科学博物館, 副研究員
松浦 秀治 お茶の水女子大学, 生活科学部, 教授
中川 良平 三重県立博物館, 主事
河村 愛 大阪市立大学, 大学院理学研究科, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
18,200千円 (直接経費: 14,000千円、間接経費: 4,200千円)
2012年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2011年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2010年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2009年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
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キーワード | 第四紀 / 絶滅 / 哺乳類 / 層位・古生物学 / 考古学 / 国際研究者交流 / 中国 / 台湾 / 中国:台湾:韓国 |
研究概要 |
東アジアのうち,北海道を除く日本本土では後期更新世~完新世に多くの種類の哺乳類が絶滅しているが,その絶滅期はMIS 3 からMIS 2 にかけてで,大型種だけでなく小型種も絶滅している.絶滅は短期間に急激に起こったのではなく,比較的長い期間に徐々に進行したようである.この地域ではずっと森林が維持され,環境変化が穏やかで,人類の影響もさほど強くなかったことが,そのようなパターンをもたらしたと考えられる.琉球列島では島ごとに絶滅のパターンが異なり,ここでは人類が絶滅に深くかかわっていると推定される.中国東北部では,ヨーロッパでのパターンに似た絶滅が起こったが,中国中・南部では絶滅はそれより限定されたものであったようである.台湾や韓国では,まだ研究が十分ではない.
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