研究課題/領域番号 |
21340149
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地質学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
狩野 彰宏 九州大学, 大学院・比較社会文化研究院, 教授教授 (60231263)
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研究分担者 |
小池 裕子 九州大学, 大学院・比較社会文化研究院, 教授 (40107462)
小山内 康人 九州大学, 大学院・比較社会文化研究院, 教授 (80183771)
柏木 健司 富山大学, 理工学科, 准教授 (90422625)
坂井 三郎 海洋研究開発機構地球内部変動研究センター, 研究員 (90359175)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円)
2011年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2010年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
2009年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
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キーワード | トゥファ / 鍾乳石 / 古気候解析 / 安定同位体 / アジアモンスーン / 微量元素 |
研究概要 |
温暖化地球での気候変動予測するために必要な,高解像度の後期更新世~完新世古気候記録の抽出を目的として,鍾乳石とトゥファの同位体組成を解析した。その結果,国内2箇所から採集した石筍試料から新たな気候学的知見を得た。まず。広島県神石高原町の試料の分析結果は,後氷期の温暖化が汎世界的なタイミングと同調していることを示した。これは,従来の福井県での湖堆積物の研究結果とは合わない。また,新潟県糸魚川市の試料の分析結果は,日本海での完新世の降雪現象が冬のアジアモンスーン強度と日本海海水温に対して正の相関を持つことが示された。
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