研究課題/領域番号 |
21350005
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理化学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
河野 裕彦 東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (70178226)
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連携研究者 |
小関 史朗 大阪府立大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (80252328)
加藤 毅 東京大学, 大学院・理学系研究科, 准教授 (10321986)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2011年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2010年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
2009年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
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キーワード | 電子波束 / 多配置時間依存ハートリー-フォック法 / 強レーザー場イオン化 / 時間依存化学ポテンシャル / C_<60> フラーレン / 時間依存自然軌道 / 化学ポテンシャル / 多配置時間依存発展法 / 多電子ダイナミクス / 近赤外光イオン化 / 分子イメージング / フラーレン / 選択的振動モード励起 / 光イオン化 / 反応制御 / 電子相関 / Stone-Wales転位 / 自然軌道 / 差分法 / Stone-Wales 転位 |
研究概要 |
多電子系のダイナミクス及びイオン化確率を評価できる多配置時間依存Hartree-Fock法を開発し、まず、強い近赤外レーザーパルスと相互作用する水素分子に適用した。本手法により、放出電子の運動エネルギーが正しく見積もられ、非断熱励起状態ダイナミクスがイオン化ダイナミクスを支配していることを明らかにした。また、10 fsより短いパルスによるC_<60> のイオン化においては、多くの電子が非断熱的に励起され、パルス照射後20 fs以内にさらに電子が放出されることを明らかにした。
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