研究課題/領域番号 |
21350011
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理化学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
中野 雅由 大阪大学, 大学院・基礎工学研究科, 教授 (80252568)
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研究分担者 |
鎌田 賢司 独立行政法人産業技術総合研究所, 関西センター・ユビキタスエネルギー研究部門, 上級主任研究員 (90356816)
久保 孝史 大阪大学, 大学院・理学研究科, 教授 (60324745)
太田 浩二 独立行政法人産業技術総合研究所, 関西センター・ユビキタスエネルギー研究部門, 光波制御デバイスグループ長 (20356637)
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連携研究者 |
鎌田 賢司 独立行政法人産業技術総合研究所, 関西センター・ユビキタスエネルギー研究部門, 上級主任研究員 (90356816)
太田 浩二 独立行政法人産業技術総合研究所, 関西センター・ユビキタスエネルギー研究部門, 光波制御デバイスグループ長 (20356637)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
19,760千円 (直接経費: 15,200千円、間接経費: 4,560千円)
2012年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2011年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2010年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2009年度: 10,270千円 (直接経費: 7,900千円、間接経費: 2,370千円)
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キーワード | 開殻系 / ジラジカル / 電場効果 / 非線形光学 / 密度汎関数法 / Ab initio MO法 / 遷移金属 / グラフェン / 超分極率 / フェナレニル / Ab initio法 |
研究概要 |
実験値に基づくジラジカル因子y(開殻性の指標)の推定式を用いて複数の系を検討し、実験値と計算値のyの間に強い相関を見い出した。新規の開殻三次非線形光学系として、 (1)グラフェンを含む多環芳香族炭化水素と (2)遷移金属-金属結合系を検討し、開殻性と分子構造、電場引加効果、置換基導入効果、スピン状態依存性の解明を行った。(1)については幾何構造と開殻性の相関を明らかにし (1)については幾何構造と開殻性の相関を明らかにし、 (2)では元素の種類と寄与するdσ軌道の三次非線形光学物性に対する効果を初めて明らかにした。実験家と協力し(1)の開殻性をもつゼトレン系について二光子吸収測定を行い、我々の理論の妥当性が確かめられた。
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