研究課題/領域番号 |
21350022
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
有機化学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
鈴木 孝紀 北海道大学, 大学院・理学研究院, 教授 (70202132)
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研究分担者 |
藤原 憲秀 北海道大学, 大学院・理学研究院, 准教授 (20222268)
河合 英敏 北海道大学, 大学院・理学研究院, 助教 (50322798)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
20,150千円 (直接経費: 15,500千円、間接経費: 4,650千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2010年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2009年度: 15,470千円 (直接経費: 11,900千円、間接経費: 3,570千円)
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キーワード | 構造有機化学 / 物理有機化学 / 共有結合 / 長い結合 / X線構造 / ジラジカル / 超原子価 |
研究概要 |
代表者らは、ヘキサフェニルエタン型分子に関するこれまで10年間の結果をもとに考察を行い、その結合の解裂で生じるジラジカル状態が立体的に近接位に強制されたままであり、且つ、共鳴やペリ環状反応によって閉殻構造に変換されないという条件を満たせば、これまでの常識を超える極度に長い結合を観測できると考えた。この予想をもとにテトラアリールピラセン型分子をモチーフとした研究を行い、中性有機分子での世界最長結合[1.791(3)Å]の観測、及び、長い結合ほど更に結合長が変化し易いという「伸長性」を発見した。
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