研究課題/領域番号 |
21350038
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
分析化学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
平野 愛弓 東北大学, 大学院・医工学研究科, 准教授 (80339241)
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研究分担者 |
庭野 道夫 東北大学, 電気通信研究所, 教授 (20134075)
木村 康男 (木村 康雄) 東北大学, 電気通信研究所, 准教授 (40312673)
青沼 有紀 東北大学, 電気通信研究所, 助教 (80582262)
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連携研究者 |
菅原 正雄 日本大学, 文理学部, 教授 (50002176)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
19,370千円 (直接経費: 14,900千円、間接経費: 4,470千円)
2011年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2010年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2009年度: 10,140千円 (直接経費: 7,800千円、間接経費: 2,340千円)
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キーワード | イオンチャネル / チップ分析 / 脂質二分子膜 / ナノ構造 / 半導体加工 / 表面赤外分光法 |
研究概要 |
細胞膜構造を人工的に構築した人工細胞膜は, 高感度バイオセンサーや薬物スクリーニング系として期待されてきたが, 脂質二分子膜は機械的強度が極めて低く, その発展の障害となっていた. 本研究課題では, 半導体微細加工技術や陽極酸化を用いて作製したナノ構造体と, バイオナノ薄膜である脂質二分子膜とを融合させることにより, 人工脂質二分子膜の最大の問題であったその機械的脆弱性の問題を解決し, 従来比約10倍の膜寿命と耐電圧特性をもち, かつ溶液交換耐性も兼ね備えた機械的強度の高い人工細胞膜系を構築することに成功した. これにより, 人工細胞膜センサーの飛躍的発展のための基礎をつくった.
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