研究課題
基盤研究(B)
我々は、高倍原子間力顕微鏡観察(AFM)により、立体規則性ポリメチルメタクリレート(PMMA)が形成するステレオコンプレックスが、高分子鎖が多重らせんを形成した超分子構造であることを既に見出している。高分子鎖多重らせんを用いれば、今までと全く異なる新規な超分子が設計できる可能性がある。本研究では、分子量分布の無い均一PMMAブロックからなるステレオジブロックを合成し、得られたステレオコンプレックスの構造をAFMを用いて検討し、1次構造がステレオコンプレックスの構造に与える影響について検討を行った。また多重らせんではなく、分子が交互にパッキングするポリ乳酸系のステレオコンプレックスについてもAFMを用いて検討を行い、分子像の観察に成功するとともに、構造の形成機構について議論した。
すべて 2012 2011 2010 2009 その他
すべて 雑誌論文 (9件) (うち査読あり 8件) 学会発表 (38件) 備考 (2件)
J. Phys. Chem
巻: B,116 ページ: 6561-6568
ネットワークポリマー
巻: 33 ページ: 42-49
130004648269
J.Phys.Chem.B
巻: 116(印刷中) 号: 22 ページ: 6561-6568
10.1021/jp303063c
Langmuir
巻: 26 ページ: 12703-12708
Macromolecules
巻: 43 ページ: 9077-9086
Polym. J
巻: 42 ページ: 868-874
10027447188
Polym.J.
http://kumaki-lab.yz.yamagata-u.ac.jp/