配分額 *注記 |
19,240千円 (直接経費: 14,800千円、間接経費: 4,440千円)
2011年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2010年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2009年度: 8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
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研究概要 |
ビスポルフィリンクレフト分子とトリニトロフルオレノン(TNF)の会合により生じる超分子ポリマーは非共有結合で形成されているにもかかわらず,溶液中において絡み合いに由来する粘度応答を示した。テトラキスポルフィリンは自己会合により超分子ポリマーを形成し,ゲスト分子であるTNFの添加により容易に分解する刺激応答性を示した。また,このポリマーは固体状態でらせんナノ構造を形成していることが明らかになった。ポリフェニルアセチレンに少量グラフトされたフラーレンはホモジトピックなカリックス[ 5]アレーンホストにより選択的に包接された。この包接によりポリマーが架橋され,分子量の増加が確認された。また,フラーレンをグラフトされているポリマーはナノ粒子様のナノ構造を与えたのに対し,超分子架橋されたポリマーは高度に配列制御されたナノ構造を与えた
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