研究課題/領域番号 |
21350068
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高分子化学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
遠藤 剛 近畿大学, 分子工学研究所, 教授 (40016738)
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研究分担者 |
須藤 篤 近畿大学, 分子工学研究所, 准教授 (20293053)
森野 一英 近畿大学, 分子工学研究所, 講師 (00362286)
古荘 義雄 近畿大学, 分子工学研究所, 准教授 (00281270)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
14,430千円 (直接経費: 11,100千円、間接経費: 3,330千円)
2011年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2010年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2009年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
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キーワード | 機能性高分子 / 隣接トリカルボニル / 高分子反応 / アルコールの付加反応 / アルコールの脱離反応 / 架橋反応 / 解架橋反応 / 高分子合成 / 水和-脱水反応 / レドックス |
研究概要 |
隣接トリカルボニル基を側鎖にもつポリスチレン誘導体を設計・合成した。そのRedox特性を利用した反応を検討する過程において、隣接トリカルボニル基に水やモノアルコールが無触媒下、室温で付加することを見いだした。この付加反応は可逆的であり、これらの付加体を減圧下で加熱すると元の隣接トリカルボニルポリマーが定量的に回収できることもわかった。同様にジオールを用いるとアルコール付加体部位が架橋点となり、各種溶媒に不溶のネットワークポリマーが生成した。一方、このネットワークポリマーをDMSO/H_2O(9/1, v/v)中で撹拌した後、減圧下で加熱して揮発性分を留去することにより、元の隣接トリカルボニルポリマーをほぼ定量的に回収した。
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