研究課題
基盤研究(B)
近年有機化合物によるエレクトロニクス材料の開発が盛んである。これは、これまでの半導体シリコンには無い、安価な製造コストや容易な構造改変による機能のチューニング、溶液プロセスの利用などの特徴があるからである。そのような化合物として多環式芳香族が利用されるが、本研究ではポルフィリン環が複数縮環した「完全縮環ポルフィリン」をモチーフとして、新規液晶性有機半導体の合成及び物性の検討を行った。結果として(1)側鎖デザインによりp-型とn-型が入れ替わる液晶性有機半導体の開発、(2)可視領域全域に渡る吸収帯を持つ液晶性有機半導体の開発に成功した。
すべて 2013 2012 2011 2010 2009 その他
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (23件) 備考 (1件)
Chem. Eur. J
巻: 18 ページ: 10554-10561
Chemistry - A Europiean Journal
J. Am. Chem. Soc
巻: 133 ページ: 6537-6540
Journal of the American Chemical Society
巻: 131 ページ: 44-45
J.Am.Chem.Soc.
http://macro.chem.t.u-tokyo.ac.jp/AIDA_LABORATORY/TOP.html