研究課題/領域番号 |
21350129
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高分子・繊維材料
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
川月 喜弘 兵庫県立大学, 大学院・工学研究科, 教授 (60271201)
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研究分担者 |
多田 和也 兵庫県立大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (90305681)
近藤 瑞穂 兵庫県立大学, 大学院・工学研究科, 助教 (70447564)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2010年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2009年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
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キーワード | 高分子構造・物性 / 高分子合成 / 光物性 / 高分子機能材料 / 光配向 / 高分子液晶 / 光機能材料 / 機能性色素 / ブロックポリマー / 蛍光 / 高分子物性 |
研究概要 |
本課題では水素結合部を共役系に具備する発光性色素を設計・合成し,これらと水素結合部位を有するポリマーを複合化・製膜することにより発光特性や分子配向を制御した複合フィルムを作成した。また,このような水素結合性のPLCPの研究を進める過程で、これまでと異なる配向メカニズムを用いたPLCPの開発に成功した。すなわち、新規メソゲンとして、フェニルエステルを有する高分子液晶を合成し、その光配向去度について研究を開始した。この材料は光Fries転位反応によってフェニルケトンを生成し、それを不純物として分子の再配向を誘起でき,これまでの材料よりも安価で溶解性・製膜性にすぐれた配向性材料であることを見いだした。また,発光性材料としてはフルオレンの他にもアントラセンやチオフェンを用いた発光性材料を合成し、これらの堂田特性や光メカニカル機能の測定も行った。今後はこれらの材料を用いて発光特性・電子特性の制御などの実験も行う。 これらの研究を通して新しい液晶フォトニクス材料、液晶ディスプレイや光学デバイス分野の研究発展によりいっそう寄与したい
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