研究課題/領域番号 |
21360040
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用物理学一般
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研究機関 | 電気通信大学 |
研究代表者 |
島田 宏 電気通信大学, 情報理工学研究科, 准教授 (60216067)
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研究分担者 |
水柿 義直 電気通信大学, 情報理工学研究科, 教授 (30280887)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
18,720千円 (直接経費: 14,400千円、間接経費: 4,320千円)
2011年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2010年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
2009年度: 8,970千円 (直接経費: 6,900千円、間接経費: 2,070千円)
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キーワード | 量子電流標準 / 微小ジョセフソン接合列 / 微小ジョセフソン接合 / 接合列 / 量子電流ミラー / 電流整数倍器 / 帯電効果 / 電流標準 |
研究概要 |
量子電流ミラー効果を原理としAl/Al2O3/Alからなる微小Josephson接合の1次元配列を用いた微小電流の10倍器を試作し、10倍器動作を得た。ただし、その増倍精度は必ずしも高くは無く、その改善のために接合列間を強結合化した素子の作製プロセスを確立し、強結合化し精度向上が期待できる微小電流10倍器を試作した。一方、強結合化した量子電流ミラー素子の特性評価を行い、結合容量と電流転写精度との定量的な関係を見出した。さらに、強結合ミラー素子では、従来見出されていなかった誘引先接合列0バイアスでの電流誘引を見出し、その極性が磁場を印加することで伝導担体がCooper対から準粒子(あるいは電子)に変わると同極性から逆極性に変化するという新奇現象を見出した。
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