配分額 *注記 |
18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円)
2011年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2010年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2009年度: 11,440千円 (直接経費: 8,800千円、間接経費: 2,640千円)
|
研究概要 |
脳コンピュータインタフェース(BCI)は,脳内の情報を外部に伝達する技術であり,様々な分野での応用が期待されている.この技術の実現のためには,測定した脳波から必要な成分を取り出したり,不要な成分を除去するための基盤技術を確立する必要がある.本研究課題では,近年注目されているデータ駆動型信号分解法である経験的モード分解(EMD)に着目し,これをBCIのための信号処理に適用する方法を確立することを目的とした.研究の結果,従来技術では実現できなかった脳波と眼電図の分離に成功した.さらに,運動想像時の脳波から効率良く必要成分を抽出することが可能になった.また,スマートフォンと簡単なロボットを用いたBCIプラットフォームの設計と開発に成功した.
|