研究課題/領域番号 |
21360209
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
土木材料・施工・建設マネジメント
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研究機関 | 独立行政法人土木研究所 |
研究代表者 |
西崎 到 独立行政法人土木研究所, 材料資源研究グループ, 上席研究員 (80355792)
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研究分担者 |
佐々木 厳 独立行政法人土木研究所, 材料資源研究グループ, 主任研究員 (00355794)
冨山 禎仁 独立行政法人土木研究所, 材料資源研究グループ, 主任研究員 (50370721)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
16,510千円 (直接経費: 12,700千円、間接経費: 3,810千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2010年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
2009年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
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キーワード | 複合材料 / ケーブル / シート / 補強材料 / 耐久性 / 連続繊維補強材 / 連続繊維シート / CFRP / AFRP / 暴露試験 / 土木材料 / 複合材料・物性 / 土木資料 / 複合材料・特性 |
研究概要 |
連続繊維補強材・シート補強材の長期耐久性について、10年から20年程度の屋外暴露試験に供された供試体を用いて調査した。主要な連続繊維補強材(CFRP(2種類)、AFRP(2種類))の17年間暴露試験後の見かけのリラクセーション率は、初期強度にあまりかかわらず(最大で強度の0.8)20%前後であった。これらの材料は17年間暴露後の残存強度や力学特性についても大きな変化は認められず、実用上高い耐久性を有することが分かった。また連続繊維シート補強材ではCFRPシート2種類を調査し、10年間暴露試験後も引張特性は殆ど変化しないことから、繊維自体の劣化は殆どないと考えられるが、面内せん断特性は初期の5年程度で一定の水準まで強度(初期の80%程度)、弾性率(60%程度)とも低下し、その後一定値を保持する傾向があることが分かり、繊維と樹脂との付着の低下が比較的初期にある程度起きることが分かった。
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